星に願いを・・・
壮大な宇宙にテーマを絞った随筆(エッセイ)集です
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皆既月食と天王星食が起きた日の翌々日。仕事帰りに、東に出た月を見上げたら、傍らにやたら
と明るく輝く天体が。この光り方は恒星なんかではなく惑星だ。瞬くことなく、オレンジ色に輝いてい
る。スマホの「SKY マップ」で確認してみると、やはり火星だ。来月に衝を迎えるそうで、ご無沙汰、お
久しぶりです。土星、木星、火星と、今年の冬は賑やかな夜空になりそうです。
セットするのが非常に面倒だったが、ゴミ化した望遠レンズと一眼カメラを火星に向けてみた。期待
はできない火星の姿。何故なら、外惑星なので金星のように満ち欠けしない。そして、木星のガリレ
オ衛星のような衛星も伴わない。実際には、火星にはフォボスとダイモスの月が2つもありますが、小
さ過ぎます。案の定、トリミングこそしましたが、点にしか写りません。オレンジ色には写りましたが、
極の氷の冠や地表の模様までは天体望遠鏡でないと無理でした。もちのろん、撮影はJPEG撮りの
彩色無し。低感度のASO100、絞りは当然ですが開放。低速シャッターなんかじゃ撮らないのでチャ
ンと丸く写ってます。楕円や軌跡ではありません。天王星の時に比べれば、明らかに大きくて明るい
惑星です。
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