星に願いを・・・
壮大な宇宙にテーマを絞った随筆（エッセイ）集です
 
| 星に願いを・・・Part7（アンドロメダ星雲） 2003/10/25
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我々の住む銀河系、そしてそのお供の銀河であるマゼラン星雲。次にポピュラーな銀河といえばア
ンドロメダだろうか。肉眼でもボヤっと雲のように観測できますが、双眼鏡ならレンズ型の楕円形状
が確認できます。銀河そのものの姿が見れるのですから、この感動は実際に眼にした人には分かる
でしょう。天文学の世界ではこのような星団・銀河を小宇宙という単位で呼んでいます。何故なら、見
た目では極小の天体にも約4000億個の星が渦巻状に集まった立派な宇宙を形成しているからで
す。驚くべき事に、アンドロメダまでの地球からの距離は230万光年。
「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」で有名なアンドロメダ。ただ、光の速度で移動する乗り物でも
230万年も要する距離。ちなみに光の速度とは１秒間に地球を７周以上も出来る高速です。
このアンドロメダ星雲中心には太陽の数百万倍，数千万倍の重さの超巨大ブラックホールが潜ん
でいるとも言われています。次回はこのブラックホールについてふれてみます。
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